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不動産証券化協会　ファンド創設やＲＥＩＴへの資金供給を評価　政府の経済危機対策の内容に好感示す

2009.04.20 17:48

　不動産証券化協会は１０日経済危機対策に関するコメントを発表した。
　このコメントでは、米国発の世界的な金融危機の波が日本の金融資本市場に押し寄せたことで、不動産投資市場にも大きな影響を受けたことについて触れ、政府が取りまとめた経済危機対策の内容について「住宅・土地金融の円滑化や銀行等保有株式取得機構の活用など、不動産をめぐる金融対策が盛り込まれたことは資産デフレ回避のために非常に意義深いものである」と述べ、制作内容を評価するとともに、関係者への謝辞を表明している。特に、官民一体となったファンドの創設や、日本政策投資銀行等によるＪ-ＲＥＩＴへの資金供給の充実ならびに銀行等保有株式取得機構の買い取り対象にＪ-ＲＥＩＴの投資口が追加されたことは、Ｊ-ＲＥＩＴ市場の再活性化につながるものと高く評価した。
　最後に同協会として「今国会において補正予算案及び関連法案が成立し、不動産投資市場の再活性化が都市・地域再生や国際競争力向上に結びつき、ひいては日本経済の早期回復に貢献することを期待する」と述べている。