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国土交通省 相模原市の再生事業計画の内容を公表 総面積13万9746㎡の大規模なプロジェクト

2009.03.23 13:08

 国土交通省は3月18日、認定民間都市再生事業計画の内容を公表した。
 都市再生事業の名称は「日本金属工業相模原事業所跡地開発事業」。平成18年10月に都市計画が決定され、平成20年6月に分譲住宅の建築確認および本体工事が着工された。
 国土交通省は同事業の目的として、良質な都市環境を備えた商業・都市型住宅の複合市街地を形成し、橋本駅周辺から小山公園までの回遊性を高めつつ、にぎわいや楽しさを生みだす緑豊かな歩行者空間を周囲や敷地内に配し、防災性の向上やうるおい及び優しさを創出する新たな都市空間の実現としている。
 また、今回の発表で任手事業者も明らかとなった。日本金属工業、イトーヨーカ堂、三菱地所、メックプロパティ、藤和不動産の5社となっている。
 事業施工期間は平成19年4月3日から平成22年12月31日。事業区域は神奈川県相模原市大山町403番3他、面積が13万9746㎡と大規模なプロジェクトとなる。
 その敷地には敷地面積9万2809㎡、延床面積15万㎡、5階建の商業施設をはじめ、地上32階、延床面積3万1851㎡のレジデンス棟や地上23階建、延床面積3万3953㎡のレジデンス棟などが建築される予定である。
 また、敷地内には3801㎡の公園、1000㎡の広場、2286㎡の緑地も予定されている。

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