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東芝/野村不動産ホールディングス 野村不動産HDが東芝不動産を子会社化 798億円で全株式中65%を取得

2008.12.08 12:07

 東芝(東京都港区)は、自社が保有する東芝不動産の株式の一部を野村不動産ホールディングス(HD)(東京都新宿区)に譲渡し、東芝不動産を野村不動産HDの連結子会社とし、野村不動産HD・東芝間での不動産事業分野における提携関係を構築することに合意した。
 野村不動産HDは、CRE戦略を同社グループの次の成長戦略の一つとして位置付けており、その取り組みを強化しており、一方で東芝は、グループ経営資源の最適配分、再有効利用の観点から、事業の集中と選択を推進するとともに、不動産事業とグループ保有資産のあり方について検討を重ねてきた。
 東芝不動産は、港区芝浦の「東芝ビルディング」や、川崎市幸区の「ラゾーナ川崎プラザ」、大阪市北区のランドマークビル「梅田スカイビル」など多数の優良物件を有し、平成20年3月期の売上高は約428億円。野村不動産HDは798億円で東芝不動産の全株式中65%を取得することとなり、これにより東芝不動産は野村不動産HDの連結子会社、東芝の関連会社となる。

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