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神宮前一丁目民活再生プロジェクト PFI事業順調に進む モデルルームもオープン

2008.11.24 16:02

 平成17年に東京都が一般競争入札を実施し、東電不動産、三井不動産、竹中工務店、太平ビルサービス、安井建築設計事務所のコンソーシアムが落札した、渋谷区神宮前一丁目にある東郷神社に隣接する都有地において、開発が順調に進行している。
 東郷神社に隣接する都有地に、留置場を含む警察施設、商業施設などを建設するPFI事業「神宮前一丁目民活再生プロジェクト」により誕生する、定期転借地権付分譲マンション「パークコート神宮前」も、11月22日にモデルルームをオープン。明治神宮などの都心エリアの豊かな緑を享受できる、潤いのある住環境を提供する。
 この神宮前一丁目民活再生プロジェクトは、オフィス・商業施設と「パークコート神宮前」、そして警察施設から成る。オフィス・商業施設の事業主は、コンソーシアム5社が出資する原宿の杜守(SPC)。敷地面積は2543・35㎡、地上10階地下1階の規模で、延床面積は1万560・31㎡。平成21年3月に竣工する予定だ。警察施設は敷地面積3231・53㎡上に地上15階地下2階の規模で開発される。平成21年4月の竣工予定。
 今回モデルルームがオープンした「パークコート神宮前」は、敷地1万3452・16㎡、地上16階地下3階、延床面積が4万7632・22㎡の、定期転借地権付き分譲マンション。東京都が土地を所有し、借地期間は約50年に設定されている。なお、同マンションの販売は、三井不動産レジデンシャルが行う。

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