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富士通ゼネラル 空調機開発力の充実すすむ 本社敷地内に高低差試験棟が完成

2008.10.27 15:42

 富士通ゼネラル(川崎市高津区)は川崎市の本社敷地内に建設を勧めていたビル用マルチエアコン用高低差試験棟を竣工させた。
 この試験棟は、高さ59・4m、延床面積683・1㎡のS造建築物。隣接する空調技術棟内のVRF恒温室と冷媒用配管で接続されており、マイナス25度の極低音から亜熱帯地域の高温・高湿度まで、実際の使用条件を上回るような設置環境下での高低差、長配管の評価試験を行うことを可能とした。
 同社は今回竣工した高低差試験棟のほかに、昨年は空調技術棟と大型空調機試験設備、平成17年には小型空調機試験設備を完成させるなど、近年空調機開発環境の充実化を加速させており、さらなる製品ラインアップの拡充が見込まれている。

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