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鉄炮組百人隊　新宿登録無形文化財の鉄炮隊　味の素スタジアムで火縄銃演舞　東京ヴェルディ応援に駆けつける

2008.08.18 15:09

　８月９日、調布市にある「味の素スタジアム」において、新宿区登録無形民族文化財である鉄炮組百人隊による火縄銃演舞が行われた。当日、東京ウェルディ対アルビレックス新潟の試合があり、地元でチームである東京ヴェルディの応援を願い、鉄炮同心らがアウェイ側スタンドに向け火縄銃を放った。
　同文化財は、百人町中央町会などの大久保周辺の地元町会・商店街が「江戸幕府鉄炮組百人隊保存会」を組織し、毎年各行事において鉄炮同心が出陣し演舞を行うもの。鉄炮百人組は慶長６年に創設され、徳川幕府に使えた鉄砲足軽である。その後百人組百人町（現在の新宿区百人町）に定住し、現在の地名にその名が残った。昭和３６年、後世に伝え残そうと「百人町」の有志により復刻された。