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横浜松坂屋　業績不振のため複合施設に開発　１４４年の歴史を持つ百貨店が閉店横浜松坂屋

2008.07.07 17:35

　Ｊ・フロントリテイリング（東京都中央区）は、横浜市伊勢佐木町に立地する「横浜松坂屋」を、１０月２６日をもって閉店することを発表した。同百貨店は１４４年の歴史を持つが、立地や競合店舗など周辺商環境の変化による業績の低迷に加え、本館建物の老朽が進んでいたことにより、今回の決定に至った。
　近年では、商業集積が横浜駅やみなとみらい周辺で顕著となり、事業は２５期連続赤字であった。閉店後は本館建物を解体・撤去し、低層階に商業・サービス機能を備えたマンションなどとの複合施設を建設する予定となっている。
　同施設は、横浜最古の百貨店に相応しいアールデコ調の建物で、平成１６年に横浜市が認定する「横浜歴史的建造物」にも選定されている。