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ユニパック オゾンを利用したVOC低減・臭気等デトックス コンピューター制御で高い効果発揮する濃度で燻蒸

2008.05.19 17:17

 ユニパック(埼玉県川口市)では、室内空気質(IAQ)を管理するために空気汚染物を浄化する「ハウスデトックス」サービスを展開している。
 これは揮発性有機化合物(VOC)低減(シックハウス・化学物質過敏症、アレルギー対策)、カビ(真菌)対策、脱臭、ダニアレルゲン対策などに有効で、トータルVOCや臭気濃度を測定し、その結果によりオゾン燻蒸無人システムで室内浄化をはかるもの。90分のオゾン燻蒸と30分の換気を1クールとして、これを36クール(3日間)行うことで完全な空気汚染物の浄化がはかれる。
オゾンは1ppm前後が最も高い脱臭効果を発揮するため、同社ではコンピューター制御により、1ppm〜1・3ppmの領域でオゾン濃度を調整し、また換気等も自動制御によって行う。
「オゾン濃度が高い中、逐一室内に人が立ち入り換気等を行うのは健康上良くありません。同社ではこのオゾン濃度の自動調整と換気を全自動化し、部屋の外からコンピューターで操作するだけで燻蒸を行えるようにしています」(松江氏)
 同社では「今後、1件あたりの施工費を安価に抑え、広い分野で事業展開を図りたい」としている。

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