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日本土地建物 銀座7丁目紀文ビル跡地でオフィス開発 オフィスと住宅の複合施設地区計画の容積率増で建設

2008.02.25 17:15

 日本土地建物(東京都千代田区)は、中央区銀座7丁目昭和通り沿いの紀文ビル跡地でオフィスビル「(仮称)銀座7丁目プロジェクト新築工事」に着手する。
敷地面積は1280・55㎡、建築面積は1095㎡。容積率は800%だが、用途別容積型地区計画と街並み誘導型地区計画による容積率緩和を利用し、900%まで引き上げて開発を行う計画だ。
 地上12階地下1階塔屋1階、高さ50mの事務所兼集合住宅(住戸数17戸)で、延床面積1万1520㎡になる予定。
 地下1階には機械式駐車場とトランクルームを設置し、屋上には屋上庭園を造園する予定。平成20年7月に着工し、平成22年1月の竣工を目指す。設計は日土地総合設計、施工は清水建設(東京都港区)だ。
 地上2階から10階までがオフィスで、11階が住宅、12階がメゾネット。ビル外観はガラスカーテンウォールを全面に貼りつけ、アクセント的にアルミルーバーを配する。道路とは2面で接しているため、採光性の良好な物件となりそうである。
 同物件は東京メトロ「東銀座」駅より徒歩3分の至便な地であるが、住宅を設ける関係上、駐車場48台分と駐輪場33台分を確保している。
同社は2月19日に近隣住民に対する説明会を開催、現在同地は解体工事が進行している。

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