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ナブテスコ 自動ドアシステムで完全な風除効果発揮 引戸循環式風除を採用

2008.02.18 17:43

 ナブテスコ(東京都港区)は完全な風除効果を発揮する引戸循環式風除室システム「サイクルウェイ」を開発した。
 サイクルウェイは、建物の入室用通路、避難用通路、退室用通路から構成されたシステム。この中を4枚のドアが循環し、いずれかのドアが常に通路を区切ることによって、建物内の完全な風除効果を発揮するシステムである。
 4枚のドアは、風除室の外周に沿って循環する仕組みとなっており、通路では歩行方向に、一方通路の出入り口では引戸として作動する。
 通路入口にはエレベーターのドアセンサーとしても使用されているライトカーテンセンサーや指詰め検知センサーを採用し、また、通路内天井には障害物検知センサーを等間隔で配置することにより、通行者とドアとの接触を防いでいる。
 サイクルウェイの発売は3月1日から。同社は平成20年の販売目標を30台に設定している。

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