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東京電力　東電とパーク24が共同で試験　東京・神奈川の駐車場8カ所に電気自動車用の充電設備を設置

2008.02.04 17:35

　東京電力（東京都千代田区）とパーク24（東京都千代田区）は、1月28日から電気自動車用充電設備の実証試験を開始している。
　東京電力は富士重工業（東京都新宿区）と三菱自動車工業（東京都港区）の両社と共同で業務用電気自動車の本格導入に向けた共同研究を実施している。また、パーク24は自社で運営・管理する時間貸駐車場「タイムズ」において、買い物や飲食などで車を駐車している間に電気自動車に充電を行う「パーク＆チャージ」と呼ばれる取組みを推進している。
　 　こうした取組みを踏まえ、両社は電気自動車のさらなる利便性の向上などを目的として時間貸駐車場「タイムズ」において充電設備の実証実験を開始することを決定している。具合的には東京都内および神奈川県内の「タイムズ」8カ所に電気自動車用の充電設備となる電源コンセントを設置し、東京電力が走行実験を行っている業務用電気自動車の充電を業務中に行うもの。
　両社はこの実験を通じて出先で充電を行い、走行可能距離を延伸することによる電気自動車の業務用車両としての利便性を検証するとともに充電インフラとしての時間貸駐車場の活用度を調査・評価する。