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NTT都市開発 初の単独大規模プロジェクトオープン 構造工夫し耐震性にも優れる

2008.01.14 11:46

 NTT都市開発(東京都千代田区)は、1月12日に千葉県船橋市で「ウェリス南船橋」のマンションスクエアをオープンさせた。地上10階建て、総戸数107戸のこの事業は、同社単独の事業としては初の大規模プロジェクトである。
 立地は、JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅から徒歩9分の場所にあり、東京駅まで直通24分という通勤に至便な土地である。周辺には大型公園に隣接し、海や干潟にも近いなど、豊かな緑と美しい水辺の景色が広がるロケーションの面でも良好な物件である。
 建物もこの立地環境を生かすつくりとなっており、採光性を確保すべく、全戸南向きのレイアウトとなっている。
 構造はRC造で、鉄筋コンクリートの劣化を防ぐため、水セメント比を50%以下に設定するといった対策が取られている。そして、地震の揺れに対する強度を確保するため、スパイラルフープ筋・溶接閉鎖形帯筋を採用したほか、構造強度が増すダブル配筋を採用している。また、NTTファシリティーズによる電気供給システムが導入されており、従来に比べ5%程度電気料金が安く提供される。
 敷地面積は4258・16㎡、延床面積は1万465・33㎡で、間取りは3LDK〜4LDK、一戸あたりの専有面積は68・49㎡〜91・12㎡となっている。また、駐車場は107台分を確保している。
 建物の完成は今年6月下旬を予定しており、引渡しは8月下旬から順次行われる見通し。

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