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住友不動産 マンション開発を多角的に展開 都心の高級住宅街と地方都市など 競合他社も高級レジの開発進める

2007.11.26 17:21

 住友不動産(東京都新宿区)は、11月23日に新しく2件のモデルルームを公開した。最高級マンションシリーズ「パークスクエア綱島」だ。
 「グランドヒルズ成城」は、その名の通り日本でも有数の邸宅地にある「成城」に立地し高級住宅街の景観に調和する外観が特徴。駐車場付置率125%、先進のセキュリティを備えると 同時に住戸内は住む人に優しいユニバーサルデザインを随所に導入。同物件は1865.64㎡の敷 地に地上5階地下2階という規模。1LDKから3LDKまでの間取りが用意されている。
 「パークスクエア綱島」は東急東横線「綱島」駅から徒歩9分という好立地にありながら、敷地の中央に総面積約1100㎡の“コミュナルガーデン(居住者専用中庭)”を配する英国の集合住宅を模したランドスケープデザインを採用している。庭園の一角にはイスやテーブルを配したウッドデッキテラスが用意されており、敷地内の憩いの場としても過ごせる仕様だ。また、エントランス前にある桜は既存樹を残したもので、人と自然が調和する環境設計が目指されている。敷地面積は5609.27㎡で、地上7階地下1階の規模。2LDKから4LDKのファミリー向け間取りとなっている。
同社は今月17日にも金沢の中心「香林坊」の徒歩圏に都市型マンション「シティハウス金沢犀川」の分譲にあたり、モデルルームをオープンしている。
各大手デベロッパーは都心で高級レジデンスを展開、一方で各地方の中核都市においても開発を盛んに行っている。先月、南麻布で興和不動産(東京都港区)が海外エグゼクティブ向け賃貸レジデンスを竣工、今月に入っては三井物産(東京都千代田区)と野村不動産(東京都中央区)が同じく南麻布にあるフランス大使館の敷地を利用し高級レジデンス開発の意向を示したばかりだ。地方のマンション開発競争も著しく、先日は三井不動産と東京建物がタワーマンションの販売を開始している。

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