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ソニー ソニービルから新しい文化を発信 銀座に巨大アートが出現

2007.10.22 15:58

 ソニー(東京都港区)は今年から、新進気鋭のアーティストを起用し、アートの新しい楽しさを伝えるプロジェクト、「Canvas@Sony」を開始した。
 第一回となる今回は吉尾一氏、大谷リュウジ氏、ZAnPon氏の3名のアーティストを起用、同社の製品デザインに採用されている。また、中央区銀座の数寄屋橋交差点の角に立地するソニービルの壁面に、今月16日から起用アーティストによる作品が掲出されている。晴海通りに面した同ビルの壁面をキャンバスに見立て、「アートウォール」として開設。高さ38m、幅6mもの巨大な作品は、アーティストが同社を自由にイメージし描いたもので、今月16日の登場初日から銀座の街行く人の目を引き、写真撮影する姿も多く見られる。また、ビル内のエントランス、エレベーターなどに3人のアーティストの作品が展示されている。
 鈴木氏は「銀座は画廊が多く、街が西洋絵画のような雰囲気を持っています。しかし、あえて若いアーティストのポップアートやグラフィックアートを発表するキャンバスを提供することで、ソニービルから新しいアート文化を発信していきたいと思っています」と語る。同ビルの壁面に掲出された作品は3週間ごとにアーティストが変わり、来月4日までは吉尾一氏の作品となっている。

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