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森ビル 上海にて超高層タワーの上棟式開催 オフィスのリーシング順調に進捗 開業時稼働率は想定以上の40%か

2007.09.24 10:37

 森ビル(東京都港区)は、9月14日、中国上海市において、超高層ビルプロジェクト「上海環球金融中心」の上棟式を開催した。
 同ビルは高さ492m、地上101階地下3階、延床面積38万1600の規模で、総事業費は1250億円である。平成20年春に竣工の予定だ。
 最先端スペックのオフィスフロアを備える他、各商業施設やパークハイアットホテルが入居。地上472mの高さの展望施設や国際会議に対応するフォーラム施設などを設け、上海市が推進する国際経済・金融センターの拠点として、新たなランドマークを目指す。またテレビスタジオ機能を通じて情報発信も行う。
 オフィス部分のリーシングも進捗しており、みずほコーポレート銀行、三井住友銀行の入居が決定している。その他、弁護士事務所やコンサルティング企業、米国の大手投資銀行や大手証券会社などと交渉の最中で、同社は開業時のオフィス稼働率を40%、1年後に90%超と、当初の想定を上回る水準になるとしている。
 上棟式はビル最上部に最後の鉄骨を組み込んだ段階で行われ、同社社長の森稔氏が出席しスピーチを行った。

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