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阪急電鉄 四条河原町の商業施設、名称決定 トレンド発信の拠点として新たなランドマーク目指す

2007.09.10 17:29

 阪急電鉄(大阪市北区)は、開発中である「河原町」駅直結の商業施設の名称を「コトクロス阪急河原町」とし、阪急が創立100周年を迎える今年10月19日に開業すると発表した。
 四条河原交差点に立地する「コトクロス阪急河原町」は、阪急京都線のターミナルである「河原町」駅の改札フロアと地下1階で直結する。敷地面積約640㎡、延床面積約4400㎡、地上9階地下1階建て(地上9階部分は駐輪場)の規模だ。周辺エリアの新たなランドマークとして、ファッション・食・情報のトレンド発信拠点となる施設を目指す。
 賃貸面積は約3000㎡。キーテナントとして、阪急グループの書店「ブックファースト」が地上3階から6階に入居し、書籍約30万冊を扱う他、ギャラリー併設のカフェを設ける。
 1・2階はファッションフロア、7・8階はレストランフロアとなり、施設全体で物販2店舗、飲食5店舗、銀行ATM1店舗が入居する。
 名称の「コト」は「古都」を表す。アルファベットで見ると「k」は「京都」「河原町」の頭文字であり、「oto」は「大人」を意味する。また「クロス」は、同施設が人や情報が交差する場所であり、加えて交差点の角地に立地することを表す。

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