週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.07.09 14:52

■東京カンテイ、デューデリをパッケージ化
 東京カンテイ(東京都品川区)は、不動産鑑定評価基準の一部改正などに対応するため、「不動産鑑定評価」「エンジニアリング・レポート」「土壌汚染調査」をパッケージ化したサービスを提供する。個々に依頼するよりも1週間程度の期間短縮となり、コストも20~30%削減可能だ。証券化対象不動産に関する関係者などに提案していく。

■レッドウッド・グループのファンド組成完了
レッドウッド・グループ(東京都千代田区)は、6月27日付で、東京、大阪、仙台、福島のオフィスビル、商業ビル、ロードサイド型商業施設用地、賃貸住宅で構成される機関投資家向けの総額400億円相当のファンドの組成が完了したことを発表した。物件の総床面積は7万_を超える。2006年に設立された同グループは、アジア地域では主に日本と韓国を中心に運営しており、ヨーロッパでは南はイベリア半島から北はロシアにいたるまで厳選された高成長市場において活動を行っている。

■地方不動産証券化の募集に10件の応募
 日本不動産研究所は、「地方における不動産証券化市場活性化事業(不動産の流動化・証券化に関する実施過程検証等事業)」に係る事業提案者の募集結果を発表。東北1件、関東3件、中部4件、九州2件の計10件となった。今後各分野の専門家で構成されるアドバイザリー会議(委員長・前川俊一明海大学不動産学部教授)においてアドバイスを行なっていく。

■アトリウム「不動産『活性化』企業。」商標登録
 アトリウム(東京都千代田区)は、商標登録申請していた「不動産『活性化』企業。」というコーポレートスローガンが、正式に承認されたと発表した。なお、同社ではこのスローガンを平成18年10月から正式採用している。

■三井不動産販売、リハウス5社の株式取得
 三井不動産販売(東京都新宿区)は、不動産流通事業におけるフランチャイズ会社である杉並リハウス、吉祥寺リハウス、調布リハウス、横浜リハウス、浦和リハウスの株式を破産手続き中のエフ・アール・イーから取得した。5社は100%子会社となる。ブランドの維持と、ネットワーク拡大が取得の理由だ。

■ヤフオク、不動産カテゴリでピタットと連携
 ヤフー(東京都港区)は、ピタットハウスネットワークの関連会社であるベストレードと業務提携し、Yahoo!オークションの「不動産カテゴリ」の出品物件を、ベストレードの運営する「ピタットハウスオークション」に集約する。ベストレードはこれまで1万件以上の出品と2500件以上の落札実績のある企業。ヤフーは今回の提携で出品数の安定確保ならびに基準統一による品質向上を図る。

■菱和ライフ、クレアスライフに社名変更
 菱和ライフクリエイト(東京都渋谷区)は、7月3日クレアスライフに社名変更した。グループ会社も一斉に、菱和の代わりにクレアスを冠した名称に変更された。

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