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東京建物/丸紅ほか 「名古屋プライムセントラルプロジェクト」が着工 名古屋市交通局旧那古野営業所用地を活用 オフィス、レジデンス、駐車場などを開発

2007.06.25 17:13

 名駅2丁目開発特定目的会社、東京建物(東京都中央区)、丸紅(東京都千代田区)は、名古屋市交通局の旧那古野営業所用地活用事業のプロジェクト名称を「名古屋プライムセントラルプロジェクト」に決定し、今月18日に着工した。
 開発用地の敷地は9716・05㎡で、地上24階地下1階、延床面積約4万9800㎡のオフィスタワーと、地上29階地下1階、延床面積約1万8400㎡のレジデンスタワー、地上8階地下1階、317台、延床面積1万5500㎡の駐車場を開発する。
 オフィスタワーは、1フロア約2000㎡の広さで、2・8mの天井高と無柱空間を確保。また、高い耐震性能を発揮するブレース型制振ダンパー、バリアフリー新法に基づいたユニバーサルデザイン、高度なセキュリティシステムを採用する。簡易エアフローを採用し、省エネルギー化を実現しながら快適な環境を整えるなど、建築物の環境品質・性能にも配慮を行うことで、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)Aランクを取得した。
 計画では、総合設計制度を活用することで生まれたオープンスペースに緑豊かな環境を創造し、敷地北側のオープンスペースは遊歩道や地域の交流拠点となるコミュニティスペースを併設。現存する煉瓦塀を外構の一部に活用することで地域の歴史も継承していく。敷地南東側のオープンスペースは、イベントなどができる広場とし、カフェやレストランなどの出店を予定している。
 なお、設計・施工は清水建設で、平成21年春の竣工を目指す。

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