週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.05.21 14:13

■住友不動産販売社長に大橋正義氏が就任
 住友不動産販売は、岩井重人社長が代表取締役会長に就き、住友不動産代表取締役兼専務執行役員(6月28日付けで取締役に)の大橋正義氏が、代表取締役社長兼社長執行役員に就任する人事を発表した。柏原三千雄氏、大堀一平氏の両常務取締役は代表取締役兼専務執行役員に就任する。異動予定日は6月27日。なお、同日付で執行役員制度を導入。さらに平成20年3月期からの3ヵ年計画達成に向けて全社横断的なマーケティング部門の設立、仲介リテール部門における部・店舗の再編成を目的とした組織管理体制の強化などを目的に機構改革を実施した。

■エスグラントコーポレーション子会社を譲渡
 エスグラントコーポレーション(東京都目黒区)は、連結子会社で不動産売買、賃貸借などを手掛けるティー・バイ・エスインターナショナル(以下ティーバイエス)の保有株式200株の内、180株をティーバイエス代表取締役の神谷秀利氏に譲渡した。売却益として特別利益が連結決算で9600万円発生する見込みだ。

■ダイワードが日本社宅サービスの完全子会社に
 日本社宅サービス(東京都新宿区)は、連結子会社(持株比率66.15%)であるビル・マンション管理会社のダイワード(東京都豊島区)の株式を既存株主から取得し、完全子会社とする。需要拡大への対応、機動的な運営シナジー効果を目的としている。

■プラスPMの東京支店が移転
 プロジェクトマネジメントおよび企画型コンストラクションマネジメントを展開するプラスPM(本社:大阪府吹田市)は、東京支店を東京都千代田区鍛冶町1―7―11KCAビルに移転する。業務開始日は5月21日(月)である。

■プロパスト、東砂の駐車場をJTSから取得
不動産開発を行うプロパスト(東京都港区)は、東京都江東区東砂8丁目の有料駐車場をJST(東京都江東区)から6億3000万円で取得した。JSTは「新砂プラザ」など賃貸事務所ビルやマンションを保有する企業。売却で得た資金を不動産賃貸物件の取得資金の一部に充てる方針だ。

■ファミリーロッジ旅籠屋が北陸へ初出店
 日本初のアメリカンスタイルのロードサイドホテル「ファミリーロッジ旅籠屋」をチェーン展開する旅籠屋(東京都台東区)は、金沢内灘店への出店を決めた。新店舗は、大京が開発した大型商業施設「コンフォモール内灘」(2007年11月下旬オープン予定)の一角に位置し、初のショッピングセンター内への出店となる。なお、金沢内灘店は、現在建物建築中のいわき勿来店(7月14日オープン予定)、牧之原店(7月25日オープン予定)に続く18番目の店舗となる。今後、北陸から関西への出店を進めて、日本全国にロードサイドホテル網を築いていく方針だ。

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