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六本木三丁目地区市街地再開発組合 再開発組合設立を認可 平成22年の竣工目指す 地上39階建ての複合用途ビル開発

2007.04.23 11:11

 今月19日、港区六本木三丁目七番、国道三号線(六本木通り)に面した約0・9haの区域において再開発を計画している「六本木三丁目地区市街地再開発組合」の設立認可がなされた。
 同組合が計画しているのは、地上39階地下1階、高さ約145mの複合用途ビルで、延床面積は約6万4000㎡となる。組合設立認可により法人格を得て、市街地再開発事業の施行者となり、事業に着手する。
 住宅は総戸数620を予定しており、その他商業、業務、駐車場などが配置される。公共施設の整備などによる都市機能の更新も図る。総事業費は約380億円。参加組合員としてUR都市機構、三井不動産、東京建物、住友商事、ケン・コーポレーション、大成建設が名を連ねる。権利者は個人・法人14名だ。
 今後は、今年9月に権利変換計画の認可を取得し、平成20年1月に工事を着工、平成22年8月に竣工する予定である。

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