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南海都市創造/髙島屋 なんばパークス全館グランドオープン 約20年間の街づくりの集大成

2007.04.16 11:47

 南海都市創造(大阪市中央区)と高島屋(東京都中央区)は、共同で「なんばパークス」全館(大阪市浪速区難波中2丁目)が、4月19日に全館グランドオープンすると発表した。
 なんばパークスは、昭和62年に「難波地区再開発事業研究会」が発足した時点から、平成15年10月の1期開業を経て、グランドオープンまで約20年間を要している。第1期では地上30階のオフィスビル「パークスタワー」をはじめ、114店舗の専門店街、ウインズ難波が開業。今回の第2期では、島屋専門店街「T‐terrace」(29店舗)の他、124店舗の専門店街、11スクリーンのシネマコンプレックス「なんばパークスシネマ」がオープンする。1期と2期合計の敷地面積は3万3729で、延床面積は24万3800となる。投資金額は784億円で、年間店舗売上目標は269億円だ。
 19日のオープニングセレモニーでは、大阪フィルハーモニー交響楽団による演奏などが行なわれ、落語家5名による寄席など、各種オープニングイベントが開催される。

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