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生駒データサービスシステム 東京23区 16年振りに空室率2%下回る Aクラスビルは0.7%まで低下

2007.04.16 11:47

 生駒データサービスシステム(東京都港区)は、2007年3月期のオフィスマーケット市況速報において、東京23区の空室率が2%に下がり、主要5区の空室率は1・8%と、16年振りに2%を下回ったと発表した。
 空室率の低下を牽引したのは延床面積1万坪、基準階面積200坪以上で築21年未満のAクラスビル。対前期比0・7ポイント低下の0・7%となった。また、規模や立地に関わらず23区全体で空室消化が進んでいる。
ゾーン別に見ていくと、東京都内で最も空室率が低いのが0・2%の「内幸町・霞が関・永田町」で、次いで0・3%の「恵比寿・広尾」、「丸の内・大手町・有楽町」と続く。また、今回空室率が最も改善したのは3・9ポイント下げ3・4%になった「大久保」である。
 平均募集賃料は23区で0・3%上昇の坪1万2810円、都心5区で0・7%上昇の1万3320円となった。

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