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リサ・パートナーズ 沖縄の老舗映画館を建替え 公募コンペで開発計画募集 341点の作品から選ばれたガジュマルイメージしたビル

2006.12.11 16:54

 リサ・パートナーズ(東京都港区)は、沖縄県の総合建設会社國場組(那覇市)と共同で、那覇市のメインストリートである国際通りの中心に位置する國映館跡地の再開発計画の公募プロポーザルコンペティションの結果を発表した。
 寄せられた341点の中から最優秀賞を受賞したのは西沢大良建築設計事務所の西沢大良氏。賞金の100万円を手にした。受賞した作品は、建物をメッシュパネルで包み壁面緑化して、ガジュマルの茂みをイメージした外観が特徴的なデザインのビルを計画したものだ。敷地面積は1680・87㎡で、地上3階地下1階、延床面積6741・10㎡の商業ビルになる予定である。
 なお、図映館は昭和30年に開館した映画館で、ドーム型の建物は地域のランドマークとして親しまれてきたが、老朽化などが原因で平成14年に閉館していた。リサ・パートナーズは、今年の6月に有限会社オーツーを通じて國場組から土地を取得。建築専門誌の「新建築」と連携して建替え案の公募を実施した。
 土地取得費用などを除いた事業費は約15億円を予定しており、今後詳細な計画をつめる。工期は来年夏から平成20年夏を想定している。

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