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<企業戦略 トップに聞く>アットオフィス 情報鮮度と質にこだわったオフィス仲介 月間500件の移転需要 客付けのできるPMを展開

2006.11.20 14:33

 平成12年6月に設立されたオフィス仲介会社アットオフィス(東京都目黒区)が、業界初の試みを行っている。
 「情報の鮮度が命」と言われる仲介業界にあって、物件情報の収集は基本的な業務だが、同社では大型ビルから5坪のオフィスまで、対象地域の全ての募集物件をデータベースに納めるべく、情報の収集を始めた。物件情報の収集を担うCKRSセンターには、約30名が常駐して貸ビル会社やビル管理会社への募集物件情報の聞き取り調査を行う。集めた物件情報は「1dayアップシステム」によって自社ホームページにアップする。また、募集中の物件情報および移転する可能性のある企業の調査も行っており、現在都心へ移転する可能性がある企業情報を約35万件有しているという。
 「情報の鮮度と質が我々の強みです。この情報を元に、現在月500社程度から移転ニーズをくみ上げています」(大竹氏)
 同社では、子会社のアットオフィスコンサルティングにて、中小型物件に対応したPM事業を開始している。今後は空室を抱えるビルに対して、1dayアップシステムを活用したリーシングを展開していく。
 なお、同社は今月28・29日開催の不動産ソリューションフェアに出展することが決まった。会場では、ミニセミナーや1dayアップシステムのデモ、さらに12月よりサービス開始となるダイレクトリーシングシステムを初公開する予定だ。

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