週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.11.13 15:08

■ケネディクス社長に川島氏
 ケネディクス(東京都港区)は、現代表取締役社長の本間良輔氏が代表権のある会長に引き、新社長に現COOの川島敦氏が就任することを発表した。現場に近い若い世代が経営を担うことにより、これまでの経営方針を継承しながら、かかる環境変化に柔軟かつ積極的に対応することを目指す。なお、本異動は平成19年3月27日開催予定の定時株主総会終了後の取締役会において正式決定する予定だ。

■エイチ・エヌ・ティーが自己破産
 コインパーキング事業を手掛けるエイチ・エヌ・ティー(渋谷区渋谷2-12-19)は、10月24日、東京地裁へ自己破産を申請し、破産手続きを開始した。同社は、昭和63年に創業し、平成3年に法人化した企業。東証マザーズに上場する投資事業会社オー便の連結子会社となっていた。

■ウッドフレンズが医療ベンチャーに出資
 分譲住宅事業などを手掛けるウッドフレンズ(名古屋市東区)は、医療ベンチャー「オンコミクス」(名古屋市千種区)の第三者割当増資を引き受けた。オンコミクスは、がん診断・検査や新規抗がん剤の開発などを行う会社。地元ベンチャー企業の育成を通じて地域貢献を行うとともに、新たな事業分野へのネットワークを構築することで付加価値の高い不動産開発事業を展開する足掛かりとしていく。

■ニッセンテクノとニッセンが経営統合
 カーペットメンテナンスなどを手掛けるニッセンテクノ(東京都中央区)とニッセンは11月1日付けで経営統合し、ニッセンテクノとして発足した。なお、代表取締役は小知和道氏が務める。

■サヴィルズが住宅部門を新設
 サヴィルズ・ジャパン(東京都港区)は、レジデンシャル・ブローカレッジ(住宅仲介)部門を新設し、日本における住宅売買のサービスを開始する。先月から目黒区自由が丘2-11-10に店舗を構え、13人態勢で業務を開始している。東京の城南地区を中心に事業展開を行い、順次拠点を拡大していく。

■ナイス、営業車両などを子供の緊急避難先に
 ナイス(横浜市鶴見区)は、神奈川県内の営業拠点16カ所と、分譲マンションのインフォメーションセンター(モデルルーム)、県内の営業車両約170台を、児童・生徒が登下校時などに危険を感じた際に逃げ込める緊急避難先「こども110番」とし、神奈川県警察本部(子ども安全対策室)の指導の下で12月1日よりスタートする。

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