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森トラスト　京橋ＭＴビルの解体スタート　高層ビル建設で変わる京橋エリア

2006.11.06 16:39

　森トラスト（東京都港区）が所有する京橋ＭＴビル（中央区京橋２－１－９）の解体工事が始まった。隣接する地域との一体開発を目指す模様だ。地上１２階地下４階、延床面積約２万５５００㎡の既存ビルは、戸田建設により、来年８月中を目処に解体される予定である。
　同社によると、具体的な開発計画は決まっていないが、南に隣接する街区でも京橋２丁目再開発準備組合が地上３６階程度の超高層ビルなどを計画していることから、何らかの連携を図っていきたい考えのようだ。
　なお、北側に隣接する街区でも不動産業者が一部のビルを買い進めている模様で、一部ビルではテナント退去が進んでおり、今後の再開発も予測される。銀座と日本橋に挟まれた京橋エリアの再開発が本格化しそうだ。