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<新規上場企業戦略>ノバレーゼ 10月19日に東証マザーズに上場 ゲストハウス・ウエディングを展開 低収益化した既存式場の再生に注力

2006.10.23 11:22

 10月19日、東証マザーズへ上場したノバレーゼ(東京都港区)は、婚礼プロデュース事業、婚礼衣装事業、レストラン事業の3事業を柱に平成12年11月の設立以来、右肩上がりで成長を続けてきた。今期は売上54億1200万円、経常利益で8億円を見込む。
 同社が展開する「ゲストハウス・ウェディング」は、都市型ゲストハウスのモノリスタイプ、郊外型のアマンダンタイプ、そのほか従来の専門式場の中で売却や再生案件として出された物件を再生した再生型総合結婚式場で構成される。
 「基本は1会場1バンケットとし、稼働・収益率よりも、利用者に最大限のサービスを提供することに主眼を置いています」(代表取締役社長 浅田剛治氏)
 同社が今後特に注力していくのが、低稼働・低収益化した式場のリノベーション事業だ。
 「投資は1物件につき3~4億円とし、3~4年で回収します。人口30万人クラスの都市で年間3~4店舗のペースで出店していく方針です」(浅田氏)
 ステレオタイプ型ではなく、全てコンセプト・デザインを変えることで、オリジナリティ型の式場を提供し、ブランド価値を高めていくという。

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