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日本土地建物 新御茶ノ水アーバントリニティビルを取得 賃料改定や管理費用見直しでNOI改善

2006.10.02 16:22

 日本土地建物(東京都千代田区)は先月、トーア再保険(東京都千代田区)から神田駿河台3丁目の「新御茶ノ水アーバンとリニティビル」を80億円後半で取得した。バリューアップを図ったうえで、自社で組成するファンドに組み入れる。
 同ビルは、SRC造、地上12階地下2階、延床面積6713・62㎡の店舗・事務所・共同住宅の複合ビルで、地下鉄千代田線「新御茶ノ水」駅に直結している。平成14年11月竣工の築浅物件だが、当時は「2003年問題」などの影響もあり、比較的低額の賃料で契約しているテナントが多いため、契約更改時に相場並みの適正賃料に改訂することで賃料収入アップを目指す。また、現在契約している管理会社からグループのPM会社である日土地ビルサービスに管理を変更することで経費削減を行い、NOI(純利益)の向上を図る。
 なお、同社ではファンド事業を拡大していく方針で、今後も積極的にオフィスビルを中心に物件を取得していく。

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