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東急不動産 表参道に延床1万㎡超の商業ビル建設 ティーズ原宿の営業終了後に開発 土地費用含め事業費600億円以上

2006.10.02 16:31

 東急不動産(東京都渋谷区)は表参道と地下鉄13号線の工事が進む「明治通り」の交差点に立地する商業施設「t,sharajuku(ティーズ原宿)」(渋谷区神宮前4-30-3)の用地の信託受益権を東武百貨店の特定目的会社から取得した。開発型証券化スキームを活用してS造、地上7階地下2階、延床面積約1万1582㎡の商業ビルを開発する。
 ティーズ原宿は東武グループから竹中工務店(大阪市中央区)が10年の事業用定期借地契約で約2000㎡の土地を借り上げて開発した施設。入居テナントは、アパレルのGAP、ソニープラザ、レストランのエレファントカフェだ。
 新ビルは今後テナントとの契約終了を待って、解体工事に入り、2011年度の開業を目指す。事業費は土地取得費用を含めて600億円以上を予定している。
 なお、東急不動産では、二子玉川東地区の11・2haを再開発する計画をはじめ、大阪市の阿倍野プロジェクト、京都鳥丸パーキングビル、横須賀プロジェクト、戸塚商業施設計画、エビスビル建て替え計画など、全国の大都市・中核都市を中心に商業施設開発を進めている。東急グループで商業コンテンツを有する東急ハンズや東急スポーツオアシス、東急レクリエーションなどと連携しながら開発を進めていく方針だ。

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