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鹿島 秋葉原UDXに防災システム導入 地震情報を把握 災害復旧迅速化

2006.09.18 16:46

 鹿島(東京都港区)は、「RDMS」を「秋葉原UDX」に実適用した。
 RDMSは、地震の直前、最中、直後と時々刻々と変化する状況をリアルタイムに把握し迅速に管理者や居住者に伝達することで、危険回避を促したり、一刻も早い復旧と事業再開を支援するシステム。秋葉原UDXでは、建物内の6箇所に設置された地震計が建物の揺れを計測、1階の防災センターのサーバーで直ちに階層別に建物の応答(負荷)をシミュレーションする。この結果から建物や設備の危険度を判定し、最大加速度分布や震度などの地震情報と設備機器の点検の要否や点検箇所、優先順位などの防災管理サポート情報を防災センターのモニターに表示。同時に、管理者や事業者の携帯電話などにも同様の情報をメールで送信できるという。
 なお同ビルでは、今後緊急地震速報を用いた「直前」対応システムを追加導入することも検討している。

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