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イーエムシステムズ 新大阪に医療コンセプトビル クリニックモールに医療テナントを誘致

2006.09.18 16:47

 医療医薬情報のシステムインテグレーターであるイーエムシステムズ(大阪市淀川区)は、大阪府大阪市淀川区宮原1-6-1に、「(仮称)新大阪EMビル」を建設する。
 建物はS造免震、地上14階地下2階塔屋1階で、延床面積3万327㎡。医療を核にしたコンセプトビルとなっており、各階の用途は、地下1、2階貸駐車1階に調剤薬局、店2階にクリニックモールなど、3階に貸会議室、4・5階に同社コールセンター・データセンター・本社、6階~13階にテナントオフィス、14階設備室などの予定である。  なお、テナントオフィス部分についても医療業界を中心として様々な企業の誘致活動を行っていくという。
 建築総費用は、ASPサーバー設備や薬局に関する設備など、同社グループ事務所内の設備は除いて約90億円になる予定。日建設計(東京都千代田区)が設計、竹中工務店(大阪市中央区)が建築施工を受注した。
 ビル建設地(3289㎡)は、昨年2月8日に約35億円で取得しており、隣接地には大規模病院が移転してくる予定だという。同社ではこの地域を高度医療情報開発地域として開発を進めていく。
 竣工は平成20年3月の予定だ。

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