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JREI オフィスビルストックなど調査 調査ビル10・6%建て替え検討時期に

2006.07.17 17:22

 財団法人日本不動産研究所(JREI)は、全国主要都市のオフィスビル市場を把握するための基礎となる一定規模以上のオフィスビルを対象としたJREIオフィスビル調査を実施し、今後、毎年オフィスビルの動向を発表していく。
 第1回の調査結果によると、2005年12月末時点での東京5区(5000㎡以上)、東京18区(1万㎡以上)、大阪・名古屋市(指定容積率600%以上・5000㎡以上)政令指定都市(指定容積率600%以上・3000㎡以上)のオフィスビルストックは、7818万7370㎡、4417棟である。
 全都市のオフィスビルについて、大規模なリニューアルを必要とする築後20年と、建て替えの検討時期である築後40年に着目した筑後年区分別の調査結果を見ていくと、過去20年間で建設されたビルの棟数は全体の48・2%(2041棟)で、床面積は55・9%(4155万9290㎡)と床面積では過半数を超える。築後40年超(65年以前)のビル棟数は全体の10・6%(448棟)、床面積は8・9%(657万560㎡)だ。
 なお、本調査では、オフィスビルの地域別ストック状況から、年代別供給実績、年次別ストック状況、床面積区分別集計、平均床面積の推移が報告されている。

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