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フリーアクセスフロア工業会 フリーアクセスフロア出荷数が減少 既存ビルへのリニューアル促進新規分野への進出が共通の課題

2006.06.05 15:12

 フリーアクセスフロアメーカー21社が参加するフリーアクセスフロア工業会は、去る1日、定時総会を開催し、業界の現況などを発表した。
 同工業会の調べによると、平成17年度のフリーアクセスフロア出荷実績は、562万8000で、前年比95%という過去10年で最も厳しい結果となっている。出荷に伸び悩む理由は、新築大型ビルの減少と、企業移転が進まなかったことによるリニューアル需要の減少であるという。ただし、平成18年度は首都圏で新築大型ビルの竣工ラッシュの年にあたるため、大規模な需要増を見込む。今後の課題としては、新しい需要分野の開拓と既存オフィスへの敷設促進などを挙げている。
 なお、平成18年度は、耐震試験方法案の検証や新たな接着剤の開発、オフィスフロアが敷設されたビルにおける振動および騒音の規格作成などに取り組んでいく。

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