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「東銀ビル」建て替えに着手 2010年度中の竣工が目標

2006.04.24 10:51

 三菱地所(東京都千代田区)は、千代田区丸の内一丁目に所有する「東銀ビル」について、建物区分所有者である三菱東京UFJ銀行と共に建て替えに着手することを決定した。
 このプロジェクトは、2008年からスタートする「第2ステージ」において、2009年度に竣工予定である「三菱商事ビル・古河ビル・丸ノ内八重洲ビル建替計画」に次ぐ第2弾目のプロジェクトだ。
 「丸の内」と「大手町」の結節点に位置し、丸の内エリアの賑わいの軸である「丸の内仲通り」に面する東銀ビルを建て替えることで、丸の内再構築の更なる「拡がり」と「深まり」を推進していく考えである。
 具体的な内容は今後行政および関係者との間で協議するため決定していないが。2007年度中の着工、2010年度中の竣工を目標としている。
 なお、丸の内再構築は第1ステージが来年4月竣工予定の「新丸ビル」と来年半ばを予定している「(仮)ザ・ペニンシュラ東京」の竣工により終了し、2008年度より第2ステージへ移行する。第1ステージでは東京駅周辺が重点的に機能更新されたが、今後は再構築の効果を「大手町・丸の内・有楽町地区」全域に波及させていく予定だ。

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