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日本駐車場開発　「スキー場再生」目的の子会社設立　駐車場活用でのノウハウスキー設備改修に活かす

2005.12.26 14:08

　日本駐車場開発（東京都千代田区）は２２日、スキー場の再生を目的とした子会社「日本スキー場開発」を設立した。
　同社は付置義務駐車場を有効活用するなどのビジネスを展開し、駐車場ビジネスの領域で事業を拡大させてきた。子会社の設立で、不採算施設を収益化するノウハウをスキー場の経営にも活かしていく考えだ。
　「バブル期に納入されたリフトやゴンドラ等は、リニューアルやメンテナンス状況が悪いものが多く、ハイルーフ車に対応しきれていない機械式立体駐車場市場と似ています。施設の利用状況と最適なメンテナンス・リニューアルに密接な関係があるのは、機械式立体駐車場に限ったものではないでしょう」（同社）
　新会社の創業第１期においては、再生対象となるスキー場の選定を行い、第１号案件は、直接投資および営業権の取得という形で再生を行うことで、今後のスキー場再生モデルのあり方を確立する。実績を残した後、２号、３号案件の運営受託、または運営改善コンサルティングへと展開する予定だ。