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<不動産の新形態>D7の会 一級建築士が集う同業種交流会 年に3~4回例会実施毎回30人程度が参加

2005.12.12 10:56

 「当会は、準大手ゼネコンに務めている会社員同士が集まり1997年に設立された組織です。例会の参加者は毎回30人程度となっています」こう話すのはD7「Designer7」の会にて幹事を務める早川氏佳孝氏である。
 同会は、一級建築士を中心とする組織で、会の名前の由来は、設計に関する用語、「Design(デザイン)」「Drafting(ドラフティング)」「2D」「3D」の「D」を足したところから来ているという。
 「建築現場の設計図面を見せ合ったり、また、どのソフトが使いやすいか、どのように使うのか、といった情報交換を行ったりするなど、当初は仕事の話が多かったのですが、最近は交流が主目的になりつつあります」(早川氏)
 現在、同会は年に3〜4回、メンバーの人脈を活かして、講師を招き、例会を開催している。これまで「施工図加羅生産設計図への発展」、「施工図+CADの現状と今後」、「建築業の施工図部門担当者は何をなすべきか」、「建築図面業務と日本経済の今」といった本筋のものから、「世界三都物語」、「ホテル業のリストラの実態」、「宇宙で人間が快適に生活するには?」、といったユニークなものまで、8年間で26回に渡ってセミナーを開催している。
 年会費等については無料で、定期的に行うセミナーごとに会費(参加費)を徴収する形となっている。

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