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<話題の会社>ライブドア不動産 不動産事業に本格参入 不動産フランチャイズ事業開始 初年度100店舗加盟獲得を目指す

2005.11.07 15:54

 ライブドアは不動産・不動産担保融資事業を展開するビィー・ジャパンを傘下に収め、ライブドア不動産へと社名変更し、不動産事業に参入した。ライブドア不動産の藤澤社長は一連の経緯について語る。
 「当初はライブドアフィナンシャルホールディングスとの関係強化を望んでいましたが、ライブドアからグループで不動産事業を展開しないかという誘いがあり、応じることにしました」
 同社は、子会社にサービサーを有するなど、債権からの不動産の商品化、買取転売、仲介を軸とした事業展開を目指しているが、ライブドアグループとなったことで、両社のノウハウを活かした展開として不動産フランチャイズ(FC)事業を開始することになった。
 「インターネットを活用しながら事業拡大していくには、FC展開が有効だと考えました。従来の不動産FCは仕組みやノウハウを提供し、高額な加盟金を得るものが多かったと思いますが、当社の場合、FC会費は加盟金210万円、月会費21万円の定額という比較的低額なもので、本事業による収益向上よりも、不動産会社のネットワーク構築による相互のビジネス拡大が目的です」
 FC加盟のメリットとしては、店頭デコツールなどによる知名度向上、物件掲載サイト利用の他、優遇金利での事業用買取資金の融資や加盟店の管理物件に対して賃貸保証およびサブリースの提供など、加盟店は事業のサポートを受けることが可能になる。
 「FCにありがちな細かい制約は設けません。既にノウハウをお持ちの不動産会社をサポートし、加盟店全体でライブドアの名前を使って儲けていただこうと考えています」
 初年度は全国に100店舗、3年で500店舗の加盟店獲得を目指していくという。

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