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東急不動産/三菱地所 汐留I-2プロジェクト新築工事に着手 開発資金は開発型証券化手法を活用

2005.09.12 15:24

 東急不動産(東京都渋谷区)、三菱地所(東京都千代田区)は、東京都港区海岸一丁目において(仮称)汐留I-2プロジェクト新築工事に着手した。
 汐留I-2街区は、「汐留シオサイト」の最南端に位置し、JR・東京モノレール「浜松町」駅に近接するエリアである。
 汐留地区において、最後の大規模プロジェクトとなる汐留I-2プロジェクトは、2008年春の竣工を予定している地上24階地下2階、敷地面積1万2054㎡、延床面積約11万8500㎡からなる事務所・店舗・駐車場複合ビルとなる。
 プロジェクトは、開発資金をノンリコースローンと、東急不動産・三菱地所・三井物産(東京都千代田区)・平和不動産(東京都中央区)4社によるエクイティ出資で調達する開発型証券化手法を活用。東急不動産、三菱地所の2社がプロジェクトマネジメント業務を協同で受託し事業を推進する。
 エリアのポテンシャルを最大限に活かした業務系を中心とした複合ビル開発とし、国内最大級の都市再生プロジェクトである「汐留シオサイト」の南玄関に相応しいプロジェクトとして、優良な都市ストックの開発・形成を行っていくという。

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