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大林組 平成19年9月竣工予定の公共・商業施設開発型証券化スキームを活用した市街地再開発

2004.12.27 11:05

 大林組(東京都港区)は、国内初となる開発型証券化スキームを活用した市街地再開発事業をUFJ信託銀行(東京都千代田区)、パルコ(東京都豊島区)、野村證券(東京都中央区)とともに進めていく。
 同プロジェクトは、JR浦和駅東口駅前11222㎡の敷地に、施工者であるさいたま市の代わりに特定建築事業者が、図書館、駐車場、商業店舗等を建築するもの。
 パルコとの間で20年の定期借家契約を締結し、売買価格を将来の金利変動により一定の幅で変動させることを売買条件に盛り込んだことにより、保留床を購入予定のREITと信託受益権を保有する浦和ストリーム(中間法人、大林組が匿名組合出資を行う特別目的会社)との間で、信託受益権の売買契約を締結することが可能となった。
 平成17年春の着工予定で、総事業費は総額300億円を超える見込みだ。竣工は平成19年9月を予定している。

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