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日立機材 床吹出空調の新製品を販売 長孔形状は意匠特許出願中 自由な天井デザインが可能

2004.07.19 12:07

 日立機材(東京都江東区)は、一般オフィス、学校、病院など向けの「日立床吹出空調用オフィスフロアシステム」(床全面噴出しタイプ)、「FSB500CAW」、「FSB500SPW」(吹出口タイプ)を開発・販売した。
 床吹出空調は、OAフロアの床下空間を利用して、空調を提供するもので、床から天井へのピストン気流で粉塵を掻き混ぜない空調が提供でき、天井の空調ダクトが不要なため、自由な天井デザインが可能になるほか、発熱を上部に逃がすため、発熱量増加にも対応する。また、居住域のみの有効的な空調が可能となるため、省エネにもつながる。
 なお、床全面噴出しタイプ「FSB500CAW」に採用されている歩行者に影響を与えない小さな長孔形状は、現在意匠特許出願中。
 販売価格は「FSB500CAW・3000Nタイプ」が1万9000円/、「FSB500SPW・3000Nタイプ」(吹出口1ヶ所/2mの場合。吹出口は別途)は、1万7000円/となっている。

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