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ダイキン工業 省エネ性等追求したビル用エアコン発売

2002.12.16 17:56

 ダイキン工業は、室外機のコンパクト化をはじめ、省エネ性、清音性などを強化した。ビル用マルチエアコン「Ve―upⅡ」シリーズ全23機種を、2003年4月より発売する。尚、このシリーズ全機種は、省エネ法2007年基準値を、すべてクリアしている。
 商品の主な特徴は以下の通り、①室外機設置スペースを約50パーセント削減②業界ナンバー1の省エネを実現、年間電気代(従量料金)約28パーセント削減。③現地追加冷媒充填量を約50パーセント削減、環境対応の強化。また室外機の梱包資材は廃材になる木砕部分を削減するなど環境負荷軽減を図った。④設計施工自由度を向上することにより中大規模ビルの空調更新にも対応。⑤室外機マルチシステム(最大3台)により、万が一1台が故障しても、残りの2台でバックアップ運転が可能。
 また、「Ve―upⅡ」を皮切りに来年10月までに全エアコンで冷媒を新冷媒R410Aに切り替える予定だ。

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