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エスコ・ジャパン インターネット活用無料公衆電話が登場 設置費用は広告収入で償却

2002.06.24 11:52

 技術系ベンチャー企業のエスコ・ジャパン(東京都新宿区)はIP電話を利用したインターネット無料公衆電話「c-テレ」を開発サービスを展開している。
 「c-テレ」は通話料金が安いIPネットワークを利用することに加え、本体の12インチ液晶ディスプレイに表示されるCMや各種情報の媒体収入を通話料に充てることで無料通話を実現。広告による収入で設備に投じた費用も回収可能で、同社の試算によると1日20人程度の利用者があれば、1年程度で償却できるということである。
 利用時はダイヤルの後、相手先につながるまで15秒間音声付CMが流れた後に、音声だけが消えて通話が始まる。一般電話の場合最大9分間、携帯電話の場合は最大1分間使用する事が可能で、通話後は自動的に情報メニューに切り替わり、通話中に気になった情報を検索し詳細を直接問い合わせることもできる。また「街角情報」が用意されており、地域の広告塔としての役割も果たす。
 同社では、商業施設、飲食店等を対象に本年度全国1万ヶ所への設置を目指す。

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