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英国系機関投資家ラサール・I・M・I 国内で2物件の取得を発表

2002.04.15 15:55

 英国系機関投資家ジョーンズ・ラング・ラサールグループの一員で、アセット・マネジメント事業を展開するラサール・インベストメント・マネジメント・インク(米国シカゴ)が、4月1日、日本における不動産投資をスタートしたと発表した。
 同社が取得したのはオフィスビル「目黒山手プレイス」とマンション「ソルシェ目白」の2棟。
 前者は大手不動産会社のジョイント・コーポレーションが本社ビル(一部賃貸用)として建設を進めていたものを購入した。リースバックの形でジョイント・コーポレーションがテナントとして入居する。
 一方、後者は158戸を有する高級賃貸マンションで、自動車ショールームやスーパーマーケットも有している。
 今回の2棟は、同社のアジア不動産投資の主要なファンドである、アジア・リカバリー・ファンドに組みこまれることになる。同ファンドは韓国ソウルなどでもオフィスビルの取得を行っており、今後2年の間にアジア圏で12億5000万ドル(役1650億円)の不動産投資を行う予定でいるという。
 また、ラサール・インベストメント・マネジメント・インクも、今後、日本における事業拡大を最優先課題としてとらえていると明言し、Jリートへの投資についても検討中であると語った。

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