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サンフェイス バイオ式ゴミ処理機を開発 プラスチックや廃油なども水と二酸化炭素に完全分離

2002.04.15 15:56

 サンフェイス(大阪府吹田市)は、生ゴミや焼却灰などを完全消滅させるバイオ式のゴミ処理機を開発した。
 これまでも、有機物を分解する作用のあるバクテリアなどを用いて、ゴミを処理する装置はあったが、バクテリアを定期的に補充する必要がある点、ゴミを分解した残りカスが生じてしまう点、分解出来るゴミの種類に制限があるなどの難点があった。
 しかし、このゴミ処理機は、バクテリアの補充の必要が無く、ゴミを水と二酸化炭素に完全分解してしまうので、残りカスが生じる必要が無いという。画期的なものだ。(発生する水もバクテリアが吸収する)
 「金属・ゴム・石は分解しませんが、それ以外のものであれば、これまで対応できなかったプラスチック・廃油なども全て完全に処理する事が出来ます。病院の院内感染を防ぐのにも最適と言えるでしょう。」(同社代表取締役社長下迫信義氏)
 現在、製品化が完了しているのは処理能力が300kgのもののみであるが、将来的にはバリエーションを増やし、あらゆるニーズに対応してゆく予定であるという。
 また販売などについてはビルメンテナンス会社関西明装(大阪市)と提携して行うという。

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