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文化シャッター セレカームシステム 改正建築基準法適応のエレベーター遮煙引戸

2002.04.08 16:32

 文化シャッターがエレベーター前遮煙防水引戸「セレカームシステム」を4月15日に発売する。
 「セレカームシステム」は同社のビル用引戸「カームスライダー」シリーズの1つとして、平成12年改正建築基準法の性能機能化に対応し、エレベーターの昇格路に設置する遮煙機能を有した特定防火設備としてラインアップしたものである。
 平常時はエレベーター全面の壁に扉が収納されており、火災時には煙感知器から制御盤を経由してきた信号を受けて全フロアの扉が自動閉鎖する仕組となっている。全閉時には引き寄せ装置により扉と枠が密着するため、高い遮煙性能を発する。また非常時には、安全に避難出来るように、扉が全閉状態となった後は手動で開閉でき、避難後は再び閉じる様になっている。
 なお「セレカームシステム」は、4タイプ用意されていて扉がエレベーター前面の避に収納され、点検口が確認出来る「壁収納・前面点検タイプ」、点検口が天井内に納まる「壁収納・天井点検納まりタイプ」、さらにエレベーターホール側の外面に壁面と同じ材質・デザインの扉を面付けした「外部面付けタイプ」などがある。
 小売予定価格は69万3000円より。

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