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綜合ユニコム　不動産事業の計算手法を解説

2002.03.18 17:21

　綜合ユニコム（中央区）が、「事業収支を理解し、『収益力』を高めた不動産活用を提案するための不動産事業収支の計算手法～収支項目の計算式がよくわかる誌上演習シート付～」を発刊している。
　投資信託法の改正による不動産投資信託（Ｊ－ＲＥＩＴ）の解禁や定期借家制度の施行など、近年の不動産関連改正の動きは、土地等の不動産を「所得から活用へ」とかえることを意図したものが多い。
　その際重要となるのは、収益力を高め不動産を有効に活用するための不動産事業収支計画の企画提案である。
　そこで、この本では①不動産事業収支の設定条件と算出方法を理解し、事業者の目的に応じた事業収支を容易に作成できるようにする。②不動産証券化や定期借家権など不動産活用における重要な制度の概要とその活用法を解説する。③不動産の所得税や固定資産税など、事業収支の見方に大きな影響を与える不動産関連税制を体系的に整理して提示する。④例題に基づいて実際に終始計算の仕方を学ぶ「誌上演習」によって、事業収支の各項目のもつ数値の意味で正しく理解できるようにする、などのことを主眼として編集されている。
　Ａ４判で１４４ページ。定価は３万５０００円。