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富士通コワーコ フェア2002開催 2日間で千名以上が来場

2002.03.04 16:47

 西新宿三井ビルディングの20階で、2月21日、22日の2日間にわたり、「富士通コワーコフェア2002」が開催された。来場者は2日間で、1000人を超えた。
 このフェアでは、同社が開発したトータルオフィスパッケージ「at TOP」シリーズを中心に、7つのソリューションコーナーを紹介するのが中心であった。
 その他にも、セミナーが開催された。
 at TOPシリーズ2のソリューションコーナーでは、「at TOP 環境ISO取得支援サービス」という新商品が紹介された。このサービスは、「オフィスソリューション診断サービス」や、「メディア変換サービス」などを駆使し、ISO認証取得に関するコンサルティングから認証取得後の継続的改善までもサポートするというもの。
 その他にも、e-Japan市場や行政機関などの部門についても強化した「at TOP情報端末ボックス」、司法書士などの専門性の高い業務に対応したワークスペースとしての「at TOP司法書士事務所」、フレキシブルな運用と万全なセキュリティを考慮したサーバールーム」などが紹介された。
 その他、エンハンス商品として、「イントラネット・グループウェア」、「e-Learningサービス」、「電子ファイリングシステム」「就業管理システム」「SFAソフト」「CADソフト」などを装備した、「at TOPプロフェッショナルオフィス」。監視カメラとPCによる無人受付システム「at TOP無人受付システム」の2商品が紹介された。
 「at TOPシリーズ」の商品は、3月上旬より販売開始の予定である。
 セミナーは、定員80名のカンファレンスルームと、定員30名のプレゼンテーションルームに分かれて開催された。
 両ルームとも、来場者は講師の話に、熱心に耳を傾けていた。
 カンファレンスルームでは、「セミナーセッション」として、「ISO14001と企業経営」など、計4つのセミナーが開かれた。
 プレゼンテーションルームでは、「コワコープロダクトセミナー」として、「デザイナーが語る!新しい時代のオフィス」等、計11のセミナーが開かれた。
 富士通コワーコは、2002年度は、「at TOPシリーズ」の全ラインアップ25商品で、1500パッケージ、金額にして約50億円の売上げを見込んでいる。
 同社は、今回のフェアを足掛かりに、目標達成に向けて、取り組んでいくと言う。

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