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ニューオフィス推進協議会 第13回シンポジウムを開催

2002.01.21 16:26

 ニューオフィス推進協議会が、1月29日に日比谷三井ビルにおいて、第13回ニューオフィス・シンポジウム「ニューステージへの飛翔~迫り来るブロードバンド時代をデザインする」を開催する。
 オフィスは、ITの急速な発展により、仕事の内容手法、場所をはじめとして、環境組織、雇用、人事制度も含め、大きな変化を迎えている。しかし、デジタル化されたビジネスのスタイルが圧倒的な早さで進展する反面、アナログなコミュニケーションの重要性もクローズアップされ、そのための空間の使い方についても、さまざまな試みがなされている。
 そのような中、このシンポジウムでは、ニューオフィスづくりに取り組んでいる講師陣を迎え、オフィスが発展するための課題を探求するのを狙いとする。
 貴重講演の講師は、慶応義塾大学大学院博士・政策メディア研究科専任講師の渡邊朗子氏。テーマは、「生命体としてのワークプレイス~知識創造と地球環境~」。「人間・環境系からみた電子情報活動のデザイン理論」に基づき、情報を媒体とした人間活動に貢献する「連結しやすさ」「環境情報の読み取りやすさ」「変形しやすさ」を「G-SecLab」として実現させた渡邊氏の経験より講演が展開される。
 特別講演の講師は、デザイン&ファシリティマネージメントのジョン・ディーフェンバック氏。プログラミング手法の日米比較についての議論がなされる。
 ケース・プレゼンテーションとしては、リンク&モチベーション・代表取締役社長の小笹芳央氏の「コミュニケーションを誘発するワークプレイス」と、森ビル常務取締役の森浩生氏による「森ビルが考えるオフィスビル~先進のファシリティ、きめ細かなオペレーション、そして街づくり~」の2つが予定されている。
 問い合わせは、03-3553-3471(ニューオフィス推進協議会)

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