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マジマ 建物・車双方に使える無線警報装置
2001.06.25 11:08
警報機器メーカーのマジマ(世田谷区)では、6月20日より家庭・車用の非常警報装置「無線警報装置EX」の販売を開始した。
同商品は受信機一台とキーホルダータイプの発信機二個がセットになっている。過程で使用する場合は受信機を電燈線に、自動車に使用する際にはバッテリーに接続して用いる。
強盗や火災・病気などの非常事態が発生した場合には、発信機の押ボタンを押せば、受信機が130ホンの大音量でサイレンを鳴らす仕組みになっている。
受信機は発信機より半径50メートルの範囲まで反応するので幅広い事態に対応できる。
また、一度鳴ったサイレンは原則として電源を切らない限り鳴り続けるが、押しボタンを押しているだけ鳴るようにしたり、4秒ごとに鳴ったり止んだりするなどのシステムもあり、購入時に好みのものを選択できる。
また、受信機と発信機をつなぐ通信用コード数は一億以上あるので、近くで複数の同商品を用いても混線したりする心配は無いという。
価格はワンセット5万8000円(税別)で、受信機、発信機とも追加注目が可能。
用途としては一般家庭や自家用車にはじまり現金輸送車、工場、一般企業、パチンコ店、宝くじ売場などが考えられる。
同社では月産200セットの生産体制でニーズに応じて行く考えだ。