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長谷工コーポレーション　雪印大阪工場跡地を46億円で購入

2001.04.23 16:03

　長谷工コーポレーション（東京都港区）は今月18日、雪印大阪工場跡地を購入すると発表した。購入価格は46億円。
　雪印大阪工場は一連の食中毒騒動の発端となっており、昨年7月より製造停止となっていた。同工場は竣工から45年が経過しており、整備の老朽化、衛生面の不備が指摘されていた。雪印は経営合理化の一環と説明しているが、一連の事件によるイメージ悪化が背景にあると考えられている。
　雪印では昨年9月の閉鎖決定より2年以内の売却を目指していたが、今年1月31日の閉鎖の後、2月末には契約完了していた。早期売却決定の背景とは長谷工コーポレーションが大阪の都市部で大規模な建設用地を求めていたことがあるようだ。今回の大阪工場跡地は総面積１万9778.23平米ということで長谷工コーポレーションにとって面積、タイミング共に好条件であったといえる。